(英語)沖縄に行った時、たくさんの文化や言語の混在が、どれほどややこしいことになり得るかが分かる体験をしました。私たちは沖縄の伝統的な小舟を漕ぐ活動に参加していました。先頭のインストラクターは日本語で指示を出していました。みんなで同じ方向に進むには指示通り動く必要があり、そうしないと船は転覆してしまいます。インストラクターは指示を日本語で叫び、前方には日本の子たちとペルーの子たちが座っていて、日本の子もペルーの子も指示を理解していました。日系ペルー人の子たちは日本語が流暢でした。日系ペルー人には日本語が堪能な人が多いのですが、これは興味深いことですね。それで日系ペルー人の子たちは私にスペイン語で指示を伝え、私は英語しかできない後方にいるアメリカの子たちに英訳して伝えました。この状況がどれほどややこしいか、この例だけでもよく分かると思います。話す言葉が違っても同じように協力することはできますし、うまくいくようにしたのはとても楽しい経験でした。私たちはただ指示を伝達しようとしていただけですが、最高に愉快な瞬間でした。
日付: 2018年8月30日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: シャーロン・ヤマト
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター