(英語)祖母方のアラカキ家の曽祖父が本土出身で大卒だったことは、私の祖父が教えてくれました。1910年、20年代の話ですね。早稲田か東大かはわかりませんが、今でもそうですが、当時は一流の名門大学でした。高学歴だった曽祖父は、当時の日本政府とは当然異なる政治思想を持ち、日本を離れてペルーに渡りました。とても興味深い話ですね。曽祖父はペルーのコミュニティにとても愛され、尊敬されていて、ペルー政府が曽祖父を誘拐しようとした時、コミュニティは彼を匿いました。その時曽祖父は、(米国の)クリスタル・シティに渡り、大学かコミュニティで教えるつもりだったようです。コミュニティの人々は、曽祖父が政府に連行されてしまうことがないよううまく匿いました。そして彼は、秘密の夜間学校で日本語や歴史を教えたそうです。この話はとても興味深いので、祖父はいつも私に話してくれました。
日付: 2018年8月30日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: シャーロン・ヤマト
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター