ミッション・ステートメント-私たちの使命-

ディスカバー・ニッケイは、文化的多様性を尊重し、グローバルな視点とローカルな視点から、アイデンティティについて考える、国境を越えたネットワークです。世界中に移住した日系、すなわち日本に先祖を持つ人々のストーリーや、考え方を共有することで、このプロジェクトは世代やコミュニティを繋いでいます。

プロジェクトについて

ディスカバー・ニッケイは、日系人のアイデンティティ、歴史、体験をテーマとした、コミュニティ・ウェブサイトです。このプロジェクトは、日系人の多様なストーリーや体験、見解を共有しあい、お互いの見聞を広め、つながりを深めることができる魅力的なスペースを提供することを目指しています。

DiscoverNikkei.orgは、日本財団の助成金によって運営され、全米日系人博物館のニッケイ・レガシー・プロジェクト(日系人の歴史保存プロジェクト)の主要事業となっています。

プロジェクト設立の背景

ディスカバー・ニッケイ・ウェブサイトの起こりは、全米日系人博物館による国際日系研究プロジェクト(International Nikkei Research Project - INRP、1998–2001年)にさかのぼります。他に類を見ないこの共同研究プロジェクトには、10各国14団体から100名以上の学者が多国籍研究チームとして参加し、多岐に渡る学問領域で研究を行いました。このプロジェクトもまた、全米日系人博物館によって企画・推進され、日本財団からの多大なる助成金をもって実現したものです。

国際日系研究プロジェクトによって遂行された研究と多国間のつながりは、結果的に重要なグローバル・ネットワークを構築しました。2003年4月には、日本財団のさらなる助成により、ニッケイ・レガシー・プロジェクト(日系人の歴史保存プロジェクト)が立ち上げられ、INRPの事業を引き継ぐこととなりました。最初の2年間は、プロジェクトを進める上での基本指針を明確にすること、ウェブサイトの基本構造を発展させることという2点に重点をおきました。2005年3月、DiscoverNikkei.orgを正式に立ち上げました。以降、ディスカバー・ニッケイは、サイトの内容を充実させ、参加団体やサイト利用者、個人とのつながりを広げる努力を続けています。 

クレジット

主催: 全米日系人博物館

主な助成団体: 日本財団

ウェブデザイン: HT Group

ロゴデザイン: ロリー・マシュー

プロボノ法務アドバイザー:Fenwick & West LLP (米国)、ガブリエラ・ヨシハラ(アルゼンチン)、パトリシア・ムラカミ(ブラジル)、ホセ・アントニオ・アロステギ・ヒラノ(ペルー)


本プロジェクトは、世界各地の参加団体、コンサルタント、翻訳者、ボランティア、コミュニティ、個人といった日系ネットワークからの協力によって、全面的に支えられています。今後も引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。