前後関係・時代背景の織り成す意味 (英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) 着物の展示があって「日本人女性の衣料品」と表示されていたとします。それはその通りなのですが、私が言いたのは、もし三世の女性が着物を着て、自分は日本の伝統を受け継いでいると言ったとします。その着物は彼女にとってアイデンティティの象徴としての役割を果たすことになるということです。(しかし)現代の日本人女性は自分のアイデンティティを主張するために着物を着ることはないですよね。この三世女性の主張を理解するためには、着物という物自体は同じでも、日系アメリカ人がお盆祭りに行って、三世の女性が着物を着るという彼らの体験を踏まえた上で、その物を見る必要があるのです。そうすることで、日本の着物というものに以前はなかった別の概念が生まれるのです。このような解釈なしに、物事を見ることに何の意味があるのでしょうか。物にまつわる出来事や見方は私たちの行動を理解するのに非常に大切な要素なのです。

日付: 2004年1月7日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: アート・ハンセン
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

identity

最新情報を入手

最新情報メールの配信登録

Journal feed
Events feed
Comments feed

プロジェクトをサポート

ディスカバー・ニッケイ

ディスカバー・ニッケイは、互いにネットワークを広げ、日系の体験談を分かち合う場です。プロジェクトを継続し、より良いものにしていくためには、皆さまのご協力が不可欠です。ご支援お願いします!

サポートの方法>>

プロジェクト企画 全米日系人博物館


主な援助
日本財団