ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/466/

リング名「大和魂」

(英語) 僕の愛称が「大和魂」なのは光栄ですよ。「日本魂」っていう意味なんだけどね。侍の時代の江戸時代に使われていた言葉だから、それを侍魂ととる人も多いんだよね。それは本当に最高だし、素晴らしい言葉なんだよ。あまりに良い言葉だから、自分は大和魂という言葉に相応しい行いをしていないんじゃないか、という気にさえなりますよ。僕がその愛称を自分で選んでつけた訳じゃないから、(マスコミや報道陣は)自分のことを本当に受け入れてくれたんだな、という気がしてます。最初は(大和魂の)意味も分かりませんでしたからね。でもマスコミや報道陣がその愛称に相応しい、と言って僕に付けたんです。日本人よりも大和魂を持ってる、なんて言ってね。「エンセンは日本人より日本人らしい。」なんて記事に書かれたこともあったし、それは本当に光栄なことですよ。


Finding Home(映画) アイデンティティ

日付: 2003年10月14日

場所: 日本、埼玉県

インタビュアー: アート・ノムラ

提供: アート・ノムラ、『ファインディング・ホーム』

語り手のプロフィール

エンセン井上はハワイで生まれ育ち、ハワイ大学で3年間心理学を学びました。日本への在住意志はありませんでしたが、23歳の時ラケットボールのトーナメントへ参加するため2週間の予定で日本を訪問しました。トーナメントに勝ち残ったあと、ラケットボールのセミナーへ参加するため、滞在期間を3ヶ月間延長しました。その後、ハワイへの帰国を1年間先送りにし、日本へ滞在。その翌年は英語を教えるかたわら、兄のラケットボール会社の経営を手伝っていたため、さらにあと1年と滞在期間が延びていきました。その後、ラケットボールをあきらめボクシングへと転向。インタビューが行われた2003年秋には、すでに13年半の在日期間が過ぎており、ハワイへは6年間ほど戻っていないそうです。現在は「大和魂」のリング名にてプロの格闘家として知られています。彼は自分のアイデンティティについて、アメリカ人であると主張する一方、ホーム(故郷)は日本であると答えています。(2003年10月14日)

リチャード・コサキ

ワイキキで育った経験(英語)

ハワイ出身の政治学者・教育者(1924年生)

ピーター・ミズキ

剣道の修行のために訪れた日本 (英語)

在日三世・剣道家

ロイ・ヒラバヤシ

太鼓演奏の哲学(英語)

サンノゼ太鼓の共同設立者・支配人 (1951年生)

ジェロ (ジェローム・チャールズ・ホワイト Jr.)

母と祖母を見て学んだ日本の伝統(英語)

演歌歌手(1981年生)

ピーター・ミズキ

米国国籍を持つ日本人の妻 (英語)

在日三世・剣道家

モニカ・小木曽

日本文化の継承-日本語学校(スペイン語)

(1969年生) アルゼンチン日系センターの前会長

ピーター・ミズキ

目立ちたくない外国人(英語)

在日三世・剣道家

フランク・ヤマサキ

人類全体への思いやり(英語)

ワシントン州出身の二世。戦時中徴兵拒否。(1923年生)

モニカ・小木曽

アイデンティティ・クライシス(スペイン語)

(1969年生) アルゼンチン日系センターの前会長

ジェロ (ジェローム・チャールズ・ホワイト Jr.)

家族以外の人前で歌うことはなかった演歌(英語)

演歌歌手(1981年生)

藤間勘須磨

日本舞踊を通して感じる日本人・アメリカ人の両アイデンティティ(英語)

日本舞踊・歌舞伎役者 (1918-2023)

ビンス・オオタ

在日3年後に決めた日本永住の理由(英語)

在日日系アメリカ人デザイナー

アイコ・ヨシナガ・ハージック

アメリカ人になろうとした結果(英語)

研究者、活動家(1924-2018年)