(英語)僕にとっての演歌は、家族とだけ共有するものでした。演歌は、アメリカの音楽とは全然タイプも違うし、言葉も違うので、自然にそうしてきたという感じです。もし友達に歌って聞かせていたとしても、彼らには全然理解できなかったでしょうし、僕に歌詞の意味を聞いてきたと思います。でも、当時の僕には、歌詞をどう説明していいかわからなかったし、それに子供だったから、まあ、周りの子供たちに馬鹿にされるんじゃないかとか、そういう心配もあったんですね。とにかく、当時の僕は、家族以外の人たちに歌って聞かせようなんて思いもしませんでした。
日付: 2010年3月10日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: 西村 陽子
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センターによるインタビュー。日米文化会館による協力