インタビュー
第442連隊の補償への貢献(英語)
(英語)もし第442連隊がなければ補償はなかったという意味で、私達は成功しました。誰が何と言おうと、補償は司法の問題ではありません。最高裁がこの問題の判決を覆す理由はなかったでしょうから。もしかしたら再び(裁判に)持ち込むべきだったのかもれませんが、そういうことは起きていませんでしたし、法律書にもありませんし、司法制度はそういう仕組みにはなっていません。司法制度によると、再び裁判に持ち込むには似たようなケースをあげなくてはなりません。でも似たケースなどありませんから。ですからこれは政治的な問題になります。
もし議会を通過させる政治問題なのであれば、どの位血を流したかというようなことはカウントに入ります。もし第100歩兵部大隊や第442連隊の成果がなければ、議会が補償を通過させると思いますか?それはありません。単なる理論や司法的根拠では絶対に勝ちえないのです。強硬派は(反対を)固守するところですが、血を流したことに対し戦えません。もう少し細かく言うと、強硬派は「あなた達はヨーロッパには喜んで行き戦い血を流したかもしれないが、日本人とは戦っていない」と言います。しかし米軍事情報部(Military Intelligence Service. =MIS)のことを彼らに言えば、彼らも屈服せざるを得ません。ですから、第2次世界大戦の退役軍人の貢献は大きかったと言えます。でも問題を解決したとはいえません。
日付: 1995年8月28日
場所: 米国、カリフォルニア州
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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