サンタ・アニタ強制収容所医療チームへの参加 (英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) 自分がどうなるのか、先が全く見えませんでした。私は悲観して泣いたり、文句を言うばかりでしたが、ある日意を決して、競馬場の屋外観覧席だった場所に置かれた医療班に行ってみることにしました。そこで、約8年の医療経験のあるフジカワ医師とコバヤシ医師に会ったのです。私は、カリフォルニアとイリノイの医師免許を持っていることを伝え、一緒に働かせてもらえるよう頼みました。そして皮膚科の治療に当たることになりました。でも、皮膚疾患を治療するものはそこには何もなかったので、診察済みの皮膚疾患のある患者の肌には、マゼンタ・バイオレット、紫色の絵具をつけただけでした。収容所の人たちで肌に紫色が塗られている人は、私が診察したということがわかるだけでした。そんな状況だったので、皮膚科では何の治療もできませんでしたし、せっかく医学校を卒業し、医師免許もあるのだから、きちんとした医療を行いたいと思いました。そして、皮膚科以外の治療もさせてもらえることになったのです。

日付: 2005年3月31日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: グウェン・ジェンセン
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

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