死にそうになった経験(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語)右手を負傷し、応急医療処置所に3日間戻らなかった時のことです。ある日包帯を外すと・・・ショック状態に陥ったのだと思います。氷のような冷たさがつま先に走り、それが身体に広がっていきました。おへそを通過したぐらいだと思いますが、指先が冷たくなり、それが肩の方へまわりました。その時私は死ぬと思いました。それが徐々に進行し続ければ死ぬ・・・それが(直感的に)分かりました。またそう思っていたのは私だけではないと思います。

チャップリン・ヨウセがその場に立ち合わせ、泣きながら祈り、しっかりしろと声を掛けていましたし、ドクターコモタニもそこにいて泣きながら、頼む(死なないでくれ)と言っていましたから。どういうわけか、その状態から抜け出せたのですが、皆は、私がショック状態に陥りあと少しで死んでしまうと分かったようです。ところが突然、理由は解りませんが、(冷たさが走る)進行がとても遅くなり非常に安定し、ぴたっと止まったのです。そしてすっと引いていきました。この時ばかりは、もう終わりだと思いましたね。

日付: 1995年8月28日
場所: 米国、カリフォルニア州
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

100th 442nd army military war World War II

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