女性として歌舞伎役者になることの苦難(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) 100ポンド(約45キロ)。踊りの衣装をつける前に100ポンドの(米)袋を毎日運びました。その位しないと、やっていけません。(衣装は)それ程重たいんです。【広げた衣装を軽く持ち上げ】ほら、持ってごらんなさい。重いわよ。その上、大きな簪(かんざし)をつけて、大きな下駄(をはいて)・・・この衣装の下にまた別の衣装を着ける。だから(重いものを)運ぶ練習をしなくてはならないのです。それが歌舞伎というもので、だから男の人のものなんです。女性には(容易に)出来ません。(衣装は)本当に重たいんです。

だから毎日米袋を運ぶ練習をして、まずどの位の体力があるのかを見て、それからこれ(衣装)を着けてみて、更に踊りのことを考えなくてはなりません。この重さ・・・やらなければいけないトレーニングが山程あります。この着物はダイイチ先生から頂きました。先生は私たちと一緒に住んでいたので、私たちに何かしたかったのでしょう。それでこの衣装を私たちに下さったのです。

日付: 2004年11月30日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ナンシー・アラキ、ジョン・エサキ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

arts dance kabuki

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