(英語) どんなアーティストもエゴイストなところがあって、「自分達がやっていることは凄く重要で、誰もが自分達に耳を傾けるべきだ。」といった気持ちがあるのではないでしょうか。その反面「自分の芸術は独りよがりなのか?」と感じる時もあると思います。。ただ、私がいつも感じることは、自分の個人的な経験を、より細かく堀り下げて表現すればするほど、より多くの人達が彼らの人生と私の人生に共通項を見出してくれるんです。これは学ぶべき重要な教訓でした。実は、今までもらった数少ないファンレターで、今も取ってある手紙があるんです。この近くのサンタモニカにあるHighways Spaceでパフォーマンスをした際、そのパフォーマンスを見たある男性が書いてくれたんです。それには「あなたが南カリフォルニアでハパとして育ったことが、私がテキサスでゲイとして育ったこととあまりに似ているので驚きました!」と書いてあったんです。これは凄い褒め言葉だと思いました。私達の間に何らかの類似点があったという意味ですからね。これがまさに私のやろうとしていることなんです。
日付: 2006年5月3日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ジム・バウワー
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター