終戦の詔書を聞いて感じたこと

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

8月15日12時に天皇陛下からの、天皇陛下の放送があると。皆集まれということで、学校の、確か外のスピーカーで入ってきましてね。ま、言葉は所々切れて、ちょっと。私どもは、お、これは多分天皇陛下が「いよいよ本土決戦になるから 全員これからもう覚悟して 最後まで戦え」という励ましの言葉であろうと私どもは信じたんです。ところが、言葉が、ポツポツ切れるもんですから、皆でどういうことなんだろうかなぁ、って皆と話していましたよね。その時に、いや、まだ戦争やるのと違うかと皆そう思っていたんですよね。ところがやっぱり夕方前になって、もうほんとにこれで戦争はもう終わったと。本当に負けたと言って、あの時にちょっと驚きましたね。やっぱり自分でも。あ、戦争は終わりか・・・。 それで、8月15日から9月の初旬までぐらいまで、やっぱり隊におりましてね。まあ、ごろごろして何かしておりましたけれども 。次第次第に、ま、生きてこれで帰ると。よし、それはそれで善しと、自分で納得して、故郷(くに)へ長岡の故郷へ帰ったものです。

日付: 2008年6月17日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: 西村 陽子
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

emperor World War II

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