徴兵反対者に対する日系コミュニティの反応(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) 徴兵拒否をした僕らが投獄という措置を受けたのは、これ以上の徴兵拒否者を収容所から出さない、という政府の強い思惑があったからだと思います。政府は、我々が米国日系人市民協会や行政の意向に沿うような奉仕的任務に志願することに入念だった訳です。だからこそ、政府は僕らのような徴兵忌避者に「no-no boys」1という名前を付け、それから臆病者だとか、裏切り者、いろんな風に呼んだんですね。僕が徴兵拒否を選択した理由や、なぜそのような立場を取るに至ったか、自分の考えを今こそ大衆に伝えたいと思うようになった一因がそれなのです。戦後50年以上経ちますが、今まで誰も僕に徴兵忌避の理由を聞くことはありませんでしたし、新聞に書いてあることだけで全て判断されていたんですよ。

1. 『No No Boys』は第二次世界大戦中に国家への忠義に関する質問の内2項目に「NO」と返事をし、強制収容された日系人のこと。その2項目とは、「米軍兵として国のために戦うか」 そして「米国への完全な忠義と、日本の天皇を拒否するか」という内容だった。

 

日付: 1997年7月25日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: ラリー・ハシマ、スティーブン・フギタ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project

draft resisters World War II

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