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このシリーズでは、世界各地で暮らしている30歳未満の若い世代の日系人から話を聞きました。ニッケイ・コミュニティの将来をより発展させるために活動する若者たち、また斬新でクリエイティブな活動を通じてニッケイの歴史や文化、アイデンティティを共有し、探求している若者たちです。
ロゴデザイン: アリソン・スキルブレッド
もし「ボランティア活動」という職業があるならば、ニコール・ヒガ・コバシガワ氏は間違いなくこの職業を選んでいたに違いない。彼女はリマのラ・ウニオン学校に在学していた頃から、算数から体育(サーカスのワークショップでは、竹馬と軽業も学んだ)まですべての科目で成績が「優」だった。かと言って特に興味のある科目はなかったと言う。小学校6年生の頃、リーダシッププログラムに参加し、そこでチームワークやソフトスキル(主にコミュニケーション力)を学んだ。
高校生になっても毎週土曜日このプログラムに参加し、卒業後も2年間継続した。その熱心さが評価されて、夏休みにアエル・クラブ(日系団体AELU)の7歳児童向けのプログラムを手伝うことになった…
父方は沖縄県西原、母方は北海道へルーツをたどることができる日系三世のグラジエラ・タマナハは26歳。文化活動に積極的だった祖父母の血を受け継ぎ、コミュニティ活動に従事している。7年前、年に一度行われる日系コミュニティのメインイベントに初めて参加して以来、コミュニティ活動に精をだしている。
家族のルーツ
「私は日本とウチナーンチュの2つの文化に触れて育ちました。そのため何でも二つ学んできました。例えば、『茶碗』と『マカイ』といったように、同じものでも二つの違う言い方を覚えました。また、言葉や文章なども、それぞれの言い方を覚えました」と、グラジエラは言う。
グラジエラは、父方と母方の祖父に会ったことはないが、両親は二…
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