インタビュー
移住当初、言葉で苦労
言葉が第一ですよ。もう言葉ばっかしです。仕事は自分で洗ったりなんかしたんですが、アテンドは父が外人を雇ってやらしていたんです。私は プランチャードール(アイロン係)で、父は洗っておりました。奥のほうで。(スペイン語が)全然分からなかったもんですから。私は父の叔父さんのところでレパルティドール(配達係り)しておりましたから、「aunque sea un poco」(少しだけでも)という、「aunque sea mitad、 (半分でも)払ってくれないか」ということを、「aunque sea 」という言葉ばっかしは分かっていたんですから。