日本を出る時に、例えば写真結婚であったりするわけですよね。1900年代の初めの頃でしょ。20年代とかね。「その時にどれぐらいアメリカを知ってましたか」って聞くと、「アメリカを知らないのにアメリカに来るのは不安じゃなかったですか」なんて質問するとね、大抵の人が「そんなことなかった」って。不安だったとおっしゃるかなと思うでしょう。ところがね、そうじゃないしね。それから自分で一生懸命ね、勉強したっていう人がいたりね。それから、あの「こっちへ来てみたら失望することも多かったけどもね。だけどやっぱりここを自分が選んだから」っていう姿勢ね。それが私はすごく立派だと思いました。
日付: 2005年10月7日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: アン・カネコ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター