真珠湾攻撃後のFBIによる家宅捜索(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) FBIが家宅捜査に来た時のことを今でも覚えています。

父はボディーチェックを受けました。その時父は400ドルだったかいくらかの現金を所持しており、札束をくるっと巻いて持っていました。当時私達の家には預金箱だったか、金庫といったかしら・・・とにかくなかったので、父はお金を身につけていてもおくしくはありませんでした。FBI捜査官はもちろんそれを没収し、すべてを取り上げました。そして子供部屋や奥の部屋を捜索した後、私達の元へ戻って来ると父に生活必需品をまとめるよう命じました。本当に普通の茶色いカバンだけですよ。父はそれに洗面道具を入れ、家から連れ去られていきました。スーツケースもなしにです。

私は「えっ!父は一家の家長としていつも皆に命令していたのに、今ではまるで子犬のように、他の人に支配されている・・・」と思いました。私はその様な姿を見たことがありませんでした。それは違和感を覚えるような奇妙な出来事でした。子供ながらに恐ろしいと感じたのです。

日付: 2003年8月3・4日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: アリス・イトウ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.

FBI world war II

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