「大切なものは全て収容所にある」(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語)陸軍情報部将校と面接をした時、将校は率直な質問を投げ掛けてきました。様々な質問があり、彼は、「もし日本が米国に侵略して来たら、君はどちらのために戦う?」と言いました。 僕も遠慮なく答えました。「僕にとって大切なものは全て収容所の中にあり、収容所の外には何もない。だから僕は、収容所を守ろうとする側のために戦う。日本がアメリカに侵攻して来る、という前提での話であれば、地元の人たちは怒り出し、見張り塔の護衛兵も僕の友人や家族をマシンガンで狙ってくることが想定される。でももし、収容所を守るために日本兵を撃つのなら、米国側につく。護衛兵が友人たちを撃つようなことがあれば日本側につく。なぜなら僕が守るべきものは収容所の中にしか残されていないからだ」と言いました。 将校には僕の回答は気に入りませんでした。(笑)

日付: 2005年3月25日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ソージン・キム
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

World War II

最新情報を入手

最新情報メールの配信登録

Journal feed
Events feed
Comments feed

プロジェクトをサポート

ディスカバー・ニッケイ

ディスカバー・ニッケイは、互いにネットワークを広げ、日系の体験談を分かち合う場です。プロジェクトを継続し、より良いものにしていくためには、皆さまのご協力が不可欠です。ご支援お願いします!

サポートの方法>>

プロジェクト企画 全米日系人博物館


主な援助
日本財団