インタビュー

1. 日本文化への興味　（スペイン語）

2. アイデンティティ（スペイン語）

3. 文化の多様性を学ぶことの重要性　（スペイン語）

4. 祖父のアルゼンチン移住　（スペイン語）

5. 祖父との思い出（スペイン語）

6. ひとつの言葉で考え、別の言葉で生活（スペイン語）

7. 祖父を理解するために日本語を勉強　（スペイン語）

8. アイデンティティを決める重要な要素としての日本語　（スペイン語）

ポーラ・オヨス・ハットリ

日系アルゼンチン人、三世

祖父のアルゼンチン移住　（スペイン語）

（スペイン語）祖父は１８歳の時船でアルゼンチンへ来ました。それは兄がもうすでにこの国に来ており、母の命でその兄を捜しにきたのです。ある住所をたよりに兄の状況を探りにきたのですが、日本へ帰ることはありませんでした。アルゼンチンにいる間、両親や兄妹が亡くなったことを知らされるのです。かなりの年月が経ってから日本に戻りましたが、家族のほとんどが既に亡くなっていました。甥や兄妹は数人いたのですが、両親は亡くなってしまったのです。私にはこの祖父のこうした生き様がとても印象的なのです。

アルゼンチン移住 (immigration) 移住 (migration)

日付： 2006年7月12日

場所：アルゼンチン、ブエノスアイレス

インタビュアー：タケシ・ニシムラ、リカルド・ホカマ

提供：アルゼンチン日系センター

語り手のプロフィール

ポーラ･オヨス･ハットリさんは、アルゼンチンブエノスアイレス生まれの日系三世です。ハットリさんは、大学で文学とダンスを専攻しています。彼女の父はアルゼンチン先住民の子孫で、母方の祖父母は日本人、母親は二世です。アルゼンチンと日本にルーツを持つ彼女独特の容姿は、2つの文化が融合された特徴的な雰囲気に包まれています。（2006年7月12日）