(英語) きっちりと分業でやっていたわけではありません。能力に差が出るもの、特にイラストなんかは、非常に専門的な仕事になっていました。でも新聞の制作、つまり記事を受け入れて、フォーマットに入力し、コラムを作り出し、校正、添削をし、ライトボックスの上でチェックをし、それらを再びまとめ、ページレイアウトを考える。こういったことはみんながやっていました。
想像するのは難しいと思いますが、『Gidra』を見ればわかりますよ。ページによっては、出来が非常に悪いですから。
黒いテープに夢中の人もいました。彼らは黒テープをあちこちに貼って、デザインを作ったのです。それもまた、その時代の特徴のひとつでした。「何かをやるのにプロである必要はない。ただ挑戦してみろ」、というような。そういった気持ちがたくさんありました。『Gidra』はそれを実践したのです。
日付: 2011年9月28日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: クリス・クロミツ、ジョン・エサキ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター