インタビュー
才能をもった第100歩兵大隊の人たち(英語)
(英語)第100歩兵大隊は珍しい人材の集りでした。隊を離れたものは一人もいませんでした。当時の平均的なアメリカの部隊では、隊員が実力を証明したり、教育を受けたり何かすると昇進され、(そういった隊員は)別の部隊を編成するために(所属していた)部隊を離れていきました。でも第100歩兵大隊の中で、別の部隊を編成するために隊を離れた者はなく、全員がこの部隊に残りました。ですから、私達は一人の隊員も失いませんでした。またふと立ち止まって考えると、(この部隊の)平均教育水準は非常に高かったのです。後にB中隊の曹長となったある人は、私たちが訓練をしている当時、私の(部隊の)一等軍曹でした。彼はテキサスの法科大学出で、戦後にハワイで日系アメリカ人初の連邦判事、マウイの判事となりました。そんな能力を持った男が一等軍曹で、後に一等曹長だったのです。通常の部隊に法科大学の卒業生なんていません。それ位この第100歩兵大隊には色々な才能をもった人たちがいたのです。
日付: 1995年8月28日
場所: 米国、カリフォルニア州
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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