ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/886/

太鼓を極限まで追及 (英語)

(英語) 僕が感銘を受け、影響を受けたのは、太鼓奏者たちが自分の生い立ちを部分的に音楽に取り入れていたことです。鼓笛隊が使うようなリズムやテクニックを太鼓と組み合わせている人もいましたし、現代的な楽器を取り入れている人もいました。音を抑えるマフラーを叩いたり、それはカノンと呼ばれている手法ですね。田中先生もカノンを取り入れていますけど、僕が初めてそれを見たときはさすがに圧倒されましたね。カノンが作るさまざまな音は、まさに創造性に富んでいます。それから、太鼓の可能性を広げようとするグループと、伝統を重んじようとするグループの違いは如実で、僕はどちらかというと可能性を広げようとするスタイルの方が好きですね。僕が太鼓演奏で好きなのは獅子舞で、マヤ族のダンスと掛け合わせたりしていろんなストーリーや演出方法が思い浮かぶんですよ。笛と尺八を吹く以外ではやっぱり太鼓の演奏が好きです。


ダンス ドラム フルート 日本のフルート 音楽 尺八 獅子舞 太鼓

日付: 2004年12月10日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: アート・ハンセン、ソージン・キム

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

太鼓及び笛奏者として有名なジョージ・アベ氏は、1944年マンザナー強制収容所で生まれました。戦後家族と共にカリフォルニア州ロサンゼルスに再移住したのはアベ氏が1歳の時でした。帰米であるアベ氏の母は、カリフォルニア州オレンジ市で生まれ9歳で日本へ行き、26歳でロサンゼルスに戻りました。アベ氏の父は一世です。

アベ氏はアーティストやミュージシャンのいる環境で育ち、母親と共に琵琶のリサイタルにも参加しました。学校のバンド活動でもクラリネット、サックス、オーボエなど様々な楽器を演奏しました。アベ氏の音楽への興味はその後絶えることなく、尺八や笛といった伝統的な日本の管楽器の演奏を学びました。

アベ氏はロサンゼルスの洗心仏教寺を拠点として活動する緊那羅(きんなら)太鼓の創設メンバーの1人であり、今日に至るまでグループと活動を共にしています。緊那羅太鼓は、北アメリカで結成された最初の太鼓グループの1つであり、田中誠一先生率いるサンフランシスコ太鼓道場の次に設立された2番目のグループです。アベ氏は芸術の影響力と太鼓が人々に与える活力を確かなものとして捉え、彼自身の芸術性を文化、精神そして共同体への意識啓発に役立てています。(2004年12月10日)

ジェロ (ジェローム・チャールズ・ホワイト Jr.)

演歌歌手になることを夢見て(英語)

演歌歌手(1981年生)

ジェロ (ジェローム・チャールズ・ホワイト Jr.)

ファッションとアイデンティティ(英語)

演歌歌手(1981年生)

ジェロ (ジェローム・チャールズ・ホワイト Jr.)

人種や伝統を超えて、人は夢を追うべき(英語)

演歌歌手(1981年生)

ジミー・ムラカミ

政府に対するアニメーション(英語)

(1933-2014) 日系アメリカ人アニメーター

ハーブ・オオタ

エド・サリヴァンの「ザ・オールネイビー・ショ-」への出演(英語)

ハワイ出身のウクレレ奏者(1934年生)

ハーブ・オオタ

『Song for Anna』(英語)

ハワイ出身のウクレレ奏者(1934年生)

ハーブ・オオタ

日本での演奏(英語)

ハワイ出身のウクレレ奏者(1934年生)

キシ・バシ

日本人でもありアメリカ人でもある(英語)

音楽家、作曲家、ソングライター(1975年生) 

ミシェル・ヤマシロ

ペルー系沖縄人としての両親のアイデンティティ(英語)

ペルー出身の両親を持つ沖縄系アメリカ人