出生地のもつ意義に気づいて (英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) ずいぶん前のことになりますが、ある用紙の記載事項に「あなたの出生地はどこですか?」という項目があったんです。僕は初めて「マンザナー強制収容所」と書き込んだんです。それを見て、「マンザナー?それはどこ?」と人は言うので、説明しなければならない訳ですね。でも「強制収容所」と書いても、僕はそれが何かよく分からないんですよ。日系人が強制収容されていたことや、僕が砂漠で生まれたことは知っていましたけど、その事実を知ることと、本当の意味で理解することは違いますからね。

それで僕は、大学に入って間もない頃、そのことをきちんと理解しようと思ったんです。おそらくアランと同じ状況でした。政府学の授業を受けていた時、日系アメリカ人の強制収容における人種差別をテーマに論文を書いたんです。ゴードンの書籍を全て読んだりいろいろリサーチをした訳ですが、僕はとにかく開眼させられました。自分自身を政治的な観点から見つめることができたんです。

日付: 2004年12月10日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: アート・ハンセン、ソージン・キム
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

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