ディスカバー・ニッケイ

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南カリフォルニアの庭師の変化(英語)

(英語)私は三世です。若い世代の日系の庭師には会ったことがありません。ラテンアメリカ系の人が多いですね。私の地域では、時々黒人の庭師を見かけることもあります。でも、若い日系人を見ることはありません。最近の日系の人たちは、ホワイトカラーの職種に就く傾向があるのでしょう。それでもいいのですよ。

日系の元で修行したラテンアメリカ系の人たちは、造園業を理解し、とてもよくやっています。彼らの多くは、州の免許を持つ造園業者になりました。彼らは、作業してもらうための労働者を雇い、自分たちは現場を回り、仕事の見積りをしています。造園業者の90パーセントは日系人に雇われていたことがあると思うのですが、私は、それはとてもいいことだと思っています。何と言うか、日系であることの誇りですね。


農業 庭師 ガーデニング 世代 人種 三世

日付: 2005年12月1日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: ダニエル・リー

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

ルー・キタシマ氏は、ロサンゼルス出身の日系三世の庭師です。子供の頃、第2次世界大戦中に、家族と共にアリゾナ州ヒラ・リバーの収容所へ収容されました。そして戦後再び、父親が庭師として働いていたロサンゼルスに戻りました。若い頃は、空軍の戦略空軍司令部としてイギリスに駐在し、イギリス人女性と出会い結婚しました。そして任務が終了した後、キタシマ氏は妻と3人の子供と共にアメリカに帰国しました。

帰国後は、造園業に従事し、ロッド・スチュアート、シルベスター・スタローン、アン・マーガレットなど有名人から仕事を受け、「スターご用達の庭師」として知られるようになりました。その後、家族とイギリスに渡り造園業を始めますが、のちに家族をイギリスに残してアメリカに戻りました。

キタシマ氏はロサンゼルスで造園業を再開し、2003年に引退するまでの17年間、ウエスト・ロサンゼルス・カレッジの庭師の責任者を務めました。そして今でも、活動的でいるためにと顧客を何人か持ち、働き続けています。(2007年7月7日)

ミア・ヤマモト

高校における黒人差別の理解

(1943年生まれ) 日系アメリカ人トランスジェンダー弁護士

ミア・ヤマモト

アジア太平洋諸島法学生協会の共同設立

(1943年生まれ) 日系アメリカ人トランスジェンダー弁護士