インタビュー
高校における黒人差別の理解
街中を走り回って、すごく楽しかったのを覚えています。そして、ある日、彼に「なあコロンバス、なんで黒人はみんな、日本人みたいに歌い出して、道で踊り出すんだ?」と聞いたんです。私が「MGM ミュージカルでしかそんなことしないと思ってたよ」と言うと、彼は「ヤマモト、こういうことさ」と言いました。彼は、当時は「ニグロ」と呼ばれていました。50 年代の当時はそう呼ばれていました。「黒人だとみんなに蔑まれる」と言っていました。彼は「君が最高の人間でもみんなに蔑まれるし、ひどい人間でもみんなに蔑まれるから、君は何をやっても構わない。どうせみんなに蔑まれるんだから、道で踊ったり歌ったりしたらどうだ?」と言いました。私は、それはあまりよくない、どうせみんなに蔑まれるんだ、と反応したのを覚えています。それは本当におかしな自由の形です。あなたは自由ではないからこそ自由なのです。どうせみんながあなたを憎むからこそ自由なのです。
ああ、自分のコミュニティでは起きていないことが起こっているのを実感したよ。コロンバスと一緒にドライブに行くと、彼の兄が車を持っていて、車でドライブしたんだ。夜間は特定の場所では運転できなかった。グレンデールでは運転できなかった。夜6時以降は白人コミュニティでは運転できなかった。さもないと自動的に止められる。陣痛が始まるわけじゃない。彼らがいつも警官だったのは驚きだ...彼らは私を一目見て、あの人たちと何をしているんだ、私たちはあなたたちとは問題ない、と言うんだ。私はただ、彼らは私の友達だと言うだけだ。だから、あの人たちと一緒にいるなら、私たちは彼らと同じようにあなたを扱うつもりだ、彼らはそう言った。分かるだろう、私がそう望んだわけではないが、それが現実だった。しかし、人々がいかに差別的に扱われるかを知ることは勉強になった。
日付: 2020年7月14日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: マシュー・サイトウ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター; Japanese American Bar Association
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