太鼓コンテストを通して育まれるグループとしてのアイデンティティ

渡米の理由 アメリカでの初めての太鼓パフォーマンス 太鼓のスタイルの違い それぞれの太鼓グループの持つオリジナリティの重要性 アメリカに住むことの利点 太鼓コンテストを通して育まれるグループとしてのアイデンティティ 日本文化の伝統としての太鼓の音

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30年たって、見渡したら、なんかいっぱい増えたんだけど、これは日本の太鼓だよ、日系人の太鼓だよという、そういうねアイデンティティみたいのを持たないような太鼓が、たくさん増えちゃったと僕は思うんですね。これ何とかしないと、これから先、これが主流になっててね。で、あの日本の太鼓とは言えない、日系の太鼓とも、まぁ、いやその日系の太鼓は何だと言われると、ちょっと答えに難しいとこがあるんだけど、ただ太鼓じゃない太鼓が主流になって、もうわけのわかんないものになっちゃうんじゃないかなっていう、そういう心配があって。それで、まあ何かやんなきゃいけないということで、もう少し日系のね、このアメリカでやってる人たち、あの、全部が全部じゃないんですけど、やる気を持ってもらいたいなと。そうすればもうちょっと真剣に、あの、取り組んで欲しいな。遊びでやってるなら、遊びっていうかね、あの楽しみでやってるのはそれはそれでいいんだけど、もうちょっと同じ時間を使って練習してねやるんだから、もうちょっと勉強すればね、もうちょっと良くなると。で、その、ただそのそういう気持ちに皆さんが気づいてないんじゃないか、というところを考えて、それだったら、例えばそれじゃあそういう人たちをやる気にしてもらう、するにはどうしたらいいのあかなぁっていろいろ考えて、じゃああのコンテストをやればね、主催すればひょっとしたら参加してくれる人たちはね、多分皆さん、あの今まで以上に真剣に練習をつんでくるだろうし、いろんなアイデアを考えてくるだろうし、そうすればそれだけね、そのグループはレベルがアップすると(思うんです)。

日付: 2005年4月1日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: アン・カネコ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

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