(英語)当時アメリカでは、外国人と結婚すると(米国)市民権を喪失してしまったのです。また全ての外国人、特に日本人である一世は、市民権を獲得できませんでした。従って(土地など、米国で)何も所有することができませんでした。ですから(一世の)農民は皆、農場をはじめ自分達がもっているものは全て(市民権を持った二世の)子供の名義にしてありました。 私の家は、姉が亡くなったあと弟の名義に変えたため、後で大変面倒なことになりました。
私の主人は日本で生まれ、小さい頃にアメリカに移ってきました。私は(日本人である主人と結婚したため、米国市民権をいったん喪失したので)市民権を取り戻すために(移民局に)申請しました。(市民権を得るには)合衆国の歴史を少し学び、そのあと裁判所に行っていくつかの質問に答えなければならなかったので、(申請後)すぐにクラスに通い始めました。市民権を取り戻したときは嬉しかったですよ。その時移民局の人が小さな合衆国の国旗をくれました。もちろん私達が収容所に移ったときは(やっと取り戻した市民権が収容所では何の意味ももたなかったため)市民権のことをすごくからかわれましたけど・・・でも市民権を取り戻したときは本当に嬉しかったです。
日付: 2004年9月15・17日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: アリス・イトウ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.