収容所を出た後、シカゴでアパートを見つけることの難しさ(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語)あちこちに「For Rent(空き部屋あり)」の表示が出ているのに、私達が行くと「ああ、もう他の人に貸してしまいました」と断られ、満足のいく結果が得られませんでした。そしてついにひとつ空き部屋が見つかり、女性が2階へ案内してくれた時のことです。私達は「これでやっと住む場所が見つかった」と大喜びました。ですが喜びもつかの間、その女性が部屋のドアを開けて振り返ったとたん、「あっ!」と声を上げたかとおもうと、顔をみるみる真っ赤にして「この部屋は他の人に貸してしまったのを今思い出しました」と言ったのです。

私達を2階に連れて行った時は、私達が日本人だということに気がつかなかったのでしょう。でも気がついたとたんに「この部屋はもう貸してしまった」と言い、階段を下りていなくなってしまいました。私達は「そんなの真っ赤なうそだわ!」と思いましたが、その時はもうくたくたに疲れていて、文句を言う気力さえ残っていませんでした。(当時は)そんな感じだったのです。私達は単にアパートを見つけることさえ出来なかったのです。

日付: 2004年9月15・17日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: アリス・イトウ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.

discrimination racism resettlement

最新情報を入手

最新情報メールの配信登録

Journal feed
Events feed
Comments feed

プロジェクトをサポート

ディスカバー・ニッケイ

ディスカバー・ニッケイは、互いにネットワークを広げ、日系の体験談を分かち合う場です。プロジェクトを継続し、より良いものにしていくためには、皆さまのご協力が不可欠です。ご支援お願いします!

サポートの方法>>

プロジェクト企画 全米日系人博物館


日本財団