パインデール集合センターでの生活状況(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語)長い建物がいくつも連なっていました。1つの建物に4家族が割り当てられ、建物の中は4つに仕切られていました。建物の屋根の部分は全部空いているので、近所の人の話が全部つつ抜けで、プライバシーは全くありませんでした。私達に割り当てられた建物の床はコンクリートで、そこに簡易ベッドが置いてありました。部屋にあったのはそのベッドとマットレスだけでしたが、それでもまだ私達はラッキーで、後から来た人たちはマットレスに藁(わら)を詰め込まなくてなりませんでした。床がタールで出来ていて、熱くて柔らかかったので、ベッドがタールの床に沈んでしまうのです。ひどかったと思いますよ。私達の床はコンクリートだったのでひんやりしていましたけど・・・

そういえばある夜、私の娘がベッドの下に寝ていた時があって、娘の姿がベッドにないのですごく慌てたことがありましたね。「大変!娘はどこ!?」って思いました。娘は床がひんやりして気持ちよかったのでしょう、ベッドの下にもぐって寝ていたのです。

日付: 2004年9月15・17日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: アリス・イトウ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.

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