JACLとの関わり(英語)

日本人市民としての意識の欠如(英語) JACLとの関わり(英語) 日本の印象(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) そうですね。ここ(日本)の生活ももうすぐ60年になりますね。長いことJACL(米国日系人市民協会-日本支部)とは何の関わりもなかったんです。さっきも言いましたけど、たぶん60歳を過ぎてからじゃないかな。昔は、自分が日系アメリカ人だとか、日系アメリカ人との付き合いがあるなんて言う場はなかったんです。日本のどこにもそんな集まりはなかったですからね。 それから、(JACLには)私と同世代の人もいないし、(戦中アメリカで)収容所に入ってた人もいないんです。(周りには)誰も収容所を経験した人がいないんです。だからある意味、私は特別なんでしょうね。他の人たちは、収容所がどんなところか知らないんだから。まあ、私はまだ子供でしたけど、それでも3年半も収容所にいましたから。鉄条網の中にね。開戦前に日本へ帰ってきた人たちは、収容所が何なのか、どういうふうに収容所へ移され、隔離され・・・なんて言うのか分かりませんけど・・・知らないんですよ。だからJACLの若者は親から聞いたっていうけど、実際に収容所がどんなだか本当は知らないんですよ。

日付: 2003年9月11日
場所: 日本、東京都
Interviewer: アート・ノムラ
Contributed by: アート・ノムラ、『ファインディング・ホーム』

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