インタビュー

1. 二世の両親（英語）

2. 1940年に家族で日本に渡る（英語）

3. 1945年8月6日の記憶（英語）

4. 原爆投下直後（英語）

5. 広島からの脱出（英語）

6. 不運だった親戚たち（英語）

7. 廃墟と化した広島に戻る（英語）

8. 息子が原爆を生き延びる希望はほとんどないと考えていた両親（英語）

9. アメリカで両親と再会する（英語）

10. アメリカ生活への適応（英語）

11. 自分はアメリカ人だと認識した瞬間（英語）

12. トラウマを乗り越え、原爆の体験を語る（英語）

13. 妻に放射線障害を打ち明けたことと息子の癌（英語）

14. 核兵器についての考え（英語）

ハワード・カキタ

広島で被爆した日系アメリカ人（1938年生)

妻に放射線障害を打ち明けたことと息子の癌（英語）

（英語）1962年に結婚を決めた時—1962年ですからあなたが生まれるずっと前のことですね—私は妻に、放射線を浴びた過去について話しました。放射線障害があるので、長生きできないかもしれないと妻に伝えました。でも結局は妻をだますことになりましたね。まだ生きていますから。それで私たちは、自分たちの子供に問題が生じる可能性について話し合いました。

私の3つのトラウマについてはお話しました。被爆体験、横川への帰郷、３つ目は米国に帰国した時のことで、これもトラウマになりました。4つ目は、私たちが結婚した後に起こりました。私たちは３人の子供を持ちました。女の子が２人と男の子が１人です。一番上が男の子で、５歳の時に癌で亡くなりました。その原因は放射能なのか、何か別のことなのか、私は医師に「どう思いますか？」といつも尋ねるのですが、「息子さんの死との相関関係はありません」と言われました。

私には、素晴らしい2人の娘がいます。2人とも50歳近いか、１人はもう50歳を越えていると思います。そして孫が４人、男女それぞれ2人ずついます。みんなとても健康そうなので、息子の死は偶然で、私が被爆していなくても起きていたことなのかもしれません。