(英語)メインストリートにある僕の絵のひとつに、砂でいっぱい入った2つの赤いバケツを描いたのがあるんです。そのバケツは火事が起こった時のために用意されていたんです。バケツリレーもやったんですよ。もちろん、湖までバケツで水を汲みに行き、それを運んで炎にかけたって、何の役にも立ちませんよ。実際、火事が起こったときはまったく役に立たず、隣家が焼けてしまうのを防ぐことはできても、実際に燃えている家は全焼してしまいましたよ。その火事は、ろうそくの火が燃え移ったわけじゃなかったんです。ある男が地面に穴を掘り、不法蒸留器で米から酒を作っていたんです。そして酒を作る段階で何かがうまく行かなかったらしく、その装置が爆発したか何かで、家に火がついてしまったんです。もちろん全て焼け落ちてしまった訳ですが、その男の1番の懸念は、カナダ騎馬警察隊が家の地下にあった不法蒸留器の跡を見つかってしまうことだったんです。(もし見つかれば)不法で蒸留酒を作っっていたということで、彼はかなりの窮地に追い込まれたと思いますよ。火事が起ったのは、僕が憶えている限りではこのときの1件だけでした。
日付: 2006年7月25・26日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: トム・イケダ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.