(英語)結局、邦字新聞は戦争中も継続されたんです。というのも、日本人市民とコミュニケーションを持つため、政府は何らかの手段を持つ必要があったからです。そしてトムは、「西海岸に住む日本人の人口は少なくても、少なくともその半数は英語が読めないのだから、(新聞は)日本語で書かなければいけないでしょう」と、カナダ騎馬警察隊に指摘したところ、彼らは、「分かった。まあ、必要であればそうするように」と言ったんです。さらにトムは、「しかし、この新聞は完全に機能していないんですよ。我々には資金がないです。予約購読者は一人もいません。新聞を買う余裕のある人は誰もいないんです。あなた方が彼らの暮らしを破壊してしまったんですよ。」と付け加えると、カナダ騎馬警察隊は、「分かった。新聞運営費はこちらで出そう。」と言いました。
日付: 2006年7月25・26日
場所: 米国、ワシントン州
Interviewer: トム・イケダ
Contributed by: Denshō: The Japanese American Legacy Project.