インタビュー
収容所で日本の舞台芸術を守る (英語)
(英語)私の母は、(収容所で)舞踊家や師範をしているたくさんの芸術家と友達になり、それがきっかけで私も日本舞踊や三味線、長唄を始めたのだと思います。大好きで、本当に楽しんでいました。収容所での日々がなければ芸術や芝居には興味を持たなかっただろうと思います。特に気に入っていたのが歌舞伎です。自分が発している台詞の意味は全くわかりませんでしたが、母はそれがどういう言葉でどういう意味かを教えてくれて、私はただ暗記していました。カタカナは読めたので、母がカタカナで書き写してくれました。私のお気に入りは、七段目*のお軽の役でした。覚えている台詞が一つあって、独特なので今も気に入っています。(台詞を披露)こんな風に、やたらドラマチックなんです。
*『仮名手本忠臣蔵』(通称『忠臣蔵』)の7段目
日付: 2018年11月8日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジューン・バーク
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター