ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/1579/

アメリカの市民権を取ることの利点

私はその市民権は取らなくていいわと思ってたんですけれども。よく考えましたらね、あの、アメリカで日本のことがわかる市民がいるということは、日本のためにもなると思ったんですね。

あのたとえば、もしか良くない、日本にとって不利になるようなことが、法律が通ろうとするのを阻止することもできますでしょ。市民権を持っていたら。市民権を持ってないとそういうことはできませんけれど。日本のことをよく知っている日系人がいて、日本に不利なことが通ろうとしているのを阻止することもできるんじゃないかと思って。やっぱり、日系人というのは大事なんじゃないかと思うようになったんです。ですから、今では皆さんに市民権を取って損をすることはないと思いますって。


アメリカ合衆国

日付: 2015年8月28日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: 渡辺 美津重

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

1931年1月3日兵庫県西宮市に生まれる。1959年、アメリカで結婚していた妹夫婦を手伝うために渡米。その際に現在の夫と知り合い結婚。以来、アメリカで生活をしている。その後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて社会福祉について学ぶ。現在は、ロサンゼルス近郊のコミュニティセンターなどで、市民権取得のためのクラスを教えてる傍ら、日本文化の継承や社会福祉など、様々な活動に携わっている。(2018年 4月)

エーシー・コオロギ

ウォルター・オマリーの哲学(英語)

ロサンゼルス・ドジャース元アジア部門部長

サワコ・アシザワ・ウチムラ

引き上げ者に対する世間の態度(英語)

フィリピン生まれの引揚者、後にアメリカに移民(1938年生)

サワコ・アシザワ・ウチムラ

アメリカの第一印象(英語)

フィリピン生まれの引揚者、後にアメリカに移民(1938年生)

サワコ・アシザワ・ウチムラ

いくつかの生い立ちを持ったユニークなアイデンティティ(英語)

フィリピン生まれの引揚者、後にアメリカに移民(1938年生)

豊島 年昭

正統握りをアメリカで提供することへのこだわり

寿司職人。リトル東京にある「鮨元」のオーナー(1949年生)

豊島 年昭

正統派の寿司を広めることの難しさ

寿司職人。リトル東京にある「鮨元」のオーナー(1949年生)

豊島 年昭

寿司の食べ方を教える

寿司職人。リトル東京にある「鮨元」のオーナー(1949年生)

豊島 年昭

二世ウィークで故郷青森のねぶたを披露

寿司職人。リトル東京にある「鮨元」のオーナー(1949年生)

豊島 年昭

アメリカ市民になった理由

寿司職人。リトル東京にある「鮨元」のオーナー(1949年生)

二宮 正人

日本国籍を復活させたい

サンパウロ大学法学部博士教授、弁護士、翻訳家(1948年生)

サブリナ・シズエ・マケナ

アメリカと日本でのカミングアウトの影響

(1957年生まれ) ハワイ州最高裁判所判事。