ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/561/

アートをサポートすることの重要性(英語)

(英語) 僕にとってアートは必要不可欠なものです。アートは喜びであり・・・何かを表現するための手段なんです。また、芸術的要素が文化の中に見出せることが重要だと思うんです。僕が日本文化を好きなのはそこにあるんだと思います。サンドラの中にも日本文化を感じるんです。彼女はとてもいい生き方をしてますよね。自分自身をうまく表現し、まわりの雰囲気をもよくしてくれます。僕が思うに、日本文化には縁(?)、剣、畳といった様々なサブカルチャーがありますが、これらすべての文化的要素には、日々の生活に芸術性をもたらす基盤となる要素が含まれているんです。サンドラの内面には、こういった日本文化が反映してると思うんです。今、公立学校の多くで芸術プログラムが縮小されていますが、芸術活動をサポートしないと、子供達は表現の場を失ってしまうと思うんです。そのダメージは大きく健康的なことではないと僕は感じています。そういった理由でアートを支援することは、大事なことだと考えています。


芸術 文化 教育 アイデンティティ

日付: 20006年1月16日

場所: 米国、カリフォルニア州

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

バイロン・グレイサー氏は南カリフォルニアで日系コミュニティと深いかかわりを持って生まれ育ちました。グレイサー一家はサンタバーバラへ引っ越したとき、日系アメリカ人の組合協会に所属。ヨーロッパ系アメリカ人の最初のメンバーになりました。また、彼の父は米国日系人市民協会(JACL)のアクティブメンバーでもありました。

グレイサー氏はカリフォルニア州パサデナのArt Center College of Designで学び卒業。そこで将来のパートナーになるサンドラ・ヒガシと出会いました。1986年、ヒガシ氏とパートナーシップを組み、ニューヨーク市でグラフィックデザインを主業務とする「ヒガシ・グレイサーデザイン」を創設。彼らは、5番街にあるF.A.O.シュワルツの本店のプロジェクトに参加している間、年齢や性別に関係なく遊べるおもちゃを作ろうと思いつき、玩具「ゾロ」を発表します。自然とバランスへの日本人的感性をとりこんだおもちゃは、革新的な玩具として高く評価されています。さらに、彼らはAbrams Publishing、 Chronicle Books、Hyperion Booksから絵本も出版しています。

2006年、グレイサー・ヒガシ両氏は社会へのクリエイティブな貢献に対し、全米日系アメリカ人博物館より、賞を受賞しました。(2006年11月3日)

フミコ・ハチヤ・ワッサーマン

隣人の庭で日本語学校を始めた母(英語)

日系三世、カリフォルニア州ロサンゼルス郡最高裁判事

ミツエ・ヤマダ

詩を通して自分を表現(英語)

帰米二世、詩人、活動家(1923年生)

ミツエ・ヤマダ

「ノーーノー・ボーイ」となった兄の理由(英語)

帰米二世、詩人、活動家(1923年生)

ファン・アルベルト・松本

エスコバールについて(スペイン語)

日本在住の日系アルゼンチン人、二世(1962年生)

モニカ・タイシャ―

ニッケイの定義(英語)

米国在住の日系コロンビア人(1974年生)

サブリナ・シズエ・マケナ

カミングアウトが家族に与えた影響

(1957年生まれ) ハワイ州最高裁判所判事。