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初期ブラジル移民の佐々木重夫さんが、日本移民60周年を記念して作詞した『移民節』を、歌手の松田美緒さんが、ブラジルの民族音楽風に編曲。2014年12月にリリースされた。

移民節    作詞・佐々木重夫

ドラよ 霧笛よ 移民船  
風に落ち葉の 行方とや  
なれど燃ゆるか 胸に火の  
海の彼方に 幸ありと

鉄道敷設の 枕木で  
結ぶ故郷の 母の夢  
さめりゃ 備(かた)えのピカレッタ  
露に濡れては 手に重い

友は他州に 移り行き  
南十字の 星影を  
妻と仰いで 語りつつ  
古里遠く 憶うのよ

植民地(むら)で育った 子や孫が  
語るイッペの 花の色  
移民老いつつ うたかたの  
消えてこの地の 土となる

 

*この曲に関するストーリーは、ブラジルの日系コミュニティ新聞『ニッケイ新聞』に掲載(2015年2月)されたものを、許可を得て、ディスカバーニッケイのジャーナルセクションへ転載させていただきました。

editor — 更新日 10月 12 2017 12:21 p.m.


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