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第9回 『カブールの園』
年齢を重ねていけば誰しも過去を振り返るようになる。自分がどこから来たのか知りたくなったり、どうして今の自分が今のようになったのかを考えたりするときがある。自分の親や祖父母のたどった過去が気になっ…
川井 龍介 • 2017年6月23日
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第8回 『カリフォルニア州 ヨコハマ町』
最初の日系アメリカ人作家ともいわれるトシオ・モリ(Toshio Mori)が、1949年に出版した短編集が『Yokohama, California』(The Caxton Printers, …
川井 龍介 • 2017年6月9日
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第5回 『荒野に追われた人々 戦時下日系米人家族の記録』
日系二世の女性作家、ヨシコ・ウチダは、1921(大正10)年、カリフォルニア州アラメダで生まれ、バークレーで育った。数多くの児童文学作品を残し、日本の民芸にも造詣の深い彼女が、戦時中の自身と家族…
川井 龍介 • 2017年4月28日
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第4回 『丙午の女』
アメリカにせよ南米にせよ、近代の日本からの海外移民の主人公は男たちである。男たちが、お金やよりよい生活を求めて、自らの意志で海外に飛翔した。なかには妻帯者もいるが、妻は夫に従ってきた。また、まずは単…
川井 龍介 • 2017年4月14日
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第3回『マンザナールよ さらば』
マンザナールとは、日米開戦後に日系人を隔離するためにつくられた全米10ヵ所の収容所の一つである。そこは、カリフォルニア州の東部、西にシエラネヴァダ山脈が迫る荒涼とした地だった。
『マンザナールよさ…
川井 龍介 • 2017年3月24日
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第2回 『天皇が神だったころ』
日米開戦後の日系人収容について、先日体験者の話を聞く会がニューヨークの日系人会で開かれ、会場は立ち見もでるほど人が詰めかけ、関心の高さをうかがわせたというニュースを読んだ。これも、トランプ新政権によ…
川井 龍介 • 2017年3月10日
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第1回 『立退きの季節』―日系人収容所の日々
75年前のいまごろ、アメリカの太平洋岸地域に住む日本人・日系人は、前年末の日米開戦によって、強制的に立ち退きを命ぜられ、全米10ヵ所に設けられた収容所へと送られることになった。
昨今のトランプ大統…
川井 龍介 • 2017年2月24日
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第25回(最終回) 差別、偏見、戦いからどこへ
「ノーノー・ボーイ」をめぐる連載も今回で最終回を迎える。この間、並行して進めていたこの本の新たな翻訳を、“パール・ハーバー”からちょうど75年目となるころ出版することができた…
川井 龍介 • 2017年2月10日
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第24回 さまざまな観点からの批評、分析
「ノーノー・ボーイ」を最初に翻訳した中山容氏が本名、矢ヶ崎庄司の名で残した「日系アメリカ人と文学―ジョン・オカダとローソン・F・イナダ―」(平安女学院短期大学紀要、 8, 23-30, 1977)を…
川井 龍介 • 2017年1月27日
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第23回 日本では、70年代から今日まで論じられる
小説「ノーノー・ボーイ」は、日系アメリカ人である著者、ジョン・オカダが英語で書いたアメリカ文学の作品であるが、文学にとどまらずさまざまな領域の専門家によって論じられてきた。日本では、文学をはじめ社会…
川井 龍介 • 2017年1月13日
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