マイク・オオモト

(Mike Omoto)

マイケル大本は、ロサンゼルス出身の日系人4世。成人後の人生を日本とアメリカで過ごす。カリフォルニア大学アーバイン校で、心理学を専攻、哲学を副専攻した。日本で英語教師として従事した後、ソフトウェア工学を学び、シリコンバレーでスタートアップ企業へ就職。現在は日本で著名なテクノロジー企業で働いている。

ディスカバーニッケイのボランティアでもあるマイクは、リードエンジニアとしてプロジェクトへ深くかかわっている。また、ペルーで行われた第19回パンアメリカン日系人大会(COPANI)に参加したのを機に、サンフランシスコへ住んでいた時に行われた第20回大会では運営委員としてかかわった。

空き時間には、ソフトウェア産業におけるダイバーシティの提唱するほか、ビリヤードをしたり、ピアノやギターを弾いたり、旅行をしたり、美味しいものを食べたりして過ごしている。

(2022年12月 更新)

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在日日系人のお正月

日本には、何百年も続いている古い伝統があります。春のお花見や夏に食べるウナギ、秋に買う熊手、そしてお正月のお節料理などです。ここ最近では、クリスマスにケンタッキー・フライド・チキンを食べるという新しい慣習も出てきました。もちろん、個人的な習慣もあるでしょう。例えば私の場合、夏の終わりにスーパーへ行って、夏にしか売っていないスイカバーを買い込んだり、毎年春先にいちご大福を堪能します。 伝統的な慣習というものは、日本文化に直接触れながら育ってきたものにとっては至極当たり前のものです。しかし、日本人のようにこれらの伝統に触れたことがないものも大勢います。特に日本にいる日系人がそれにあたるでしょう。日本には、ブラジルとアメリカに次ぎ、最も多く日系人が住んでいます。 それでは日本に住んでいる日系人にとって、お正月の伝統とはどのようなものなんでしょうか?2人の日系人に話を伺いました。  「初めて日本へ来た時、初めて日本でお正月を迎え、とてもホームシックになりました。メキシコ人の友達と過ごしたことを覚えています」。 そう答えたのは、日系三世のミワさんです。故郷パラグアイでは、祖父母が日本の伝統にそってお正月をお祝いしていたので、餅つきをしたり、お雑煮を作ったり、おせち料理を食べたそうです。日本のとは少し違いますが、できることは自分たちでやっていたといいます。 ミ…

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A Japanese American in Japan

First and foremost, a little about myself. I’m one of those “self proclaimed” fourth-generation Japanese Americans, but as it is, I’m culturally more similar to a second. My father was born in the States, but he grew up in postwar Japan, along with a handful of siblings under the guidance of my barely-Japanese-speaking grandmother. My mother is an Issei, a naturalized Japanese-born American, who came over to the States in her twenties.That being said, I grew up in a house of misoshiru and fish, as well as hamburgers and pizza. Three to four days a week were dedicated t…

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