ランディ・タダ
(Randy Tada)
ワシントン州べレビュー在住のテクニカルライター兼編集者。ケイ・ヒライによる自伝「Keiko’s Journey」と「Sheer Determination」の共編者でもあり、「北米報知」への寄稿者でもある。
(2019年11月 更新)
この執筆者によるストーリー
元米商務長官・運輸長官 ノーマン・ミネタさん ー その2
2020年1月15日 • ランディ・タダ
その1を読む >> 「全機を今すぐ着陸させろ!」 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件発生時、運輸長官だったミネタさんは連邦航空局(FAA)の民間航空保安対策室(ACS)と連絡を取り、旅客機が通常の運航を再開できるようにするための新しい保安計画をまとめ始めた。しかし、その最中に国防総省本庁舎に3機目が突入。FAAと電話中だったミネタさんは、「この1時間半で民間機がミサイルに使われたのはこれが3機目だ」と言い、すぐに方針を変更して思い切った措置に出る。 「スタ…
元米商務長官・運輸長官 ノーマン・ミネタさん ー その1
2020年1月14日 • ランディ・タダ
アジア系米国人として初めて閣僚ポストに就いたノーマン・ミネタさん。ビル・クリントン政権で商務長官、ジョージ・W・ブッシュ政権で運輸長官を務め、民主党・共和党の両政権での閣僚経験を持つ最初の人物としても知られています。最近では、10月22日に日本で行われた即位礼正殿の儀にも参列しました。11月10日にワシントン大学で行われるイベントを前に、ミネタさん本人から貴重なエピソードを語ってもらいました。 * * * * * 1942年、アメリカ市民でありながら「非外国人」と呼…