増田 ローレン 里世
(ますだ・ろーれん・りせ)
現在カリフォルニア州トーランス市のサウス・ハイスクール4年生の若手ライター。日系二世であり四世でもあることから、執筆において独自の文化的視点を提供したいと考えている。そして個人的な体験をもとに、文化的アイデンティティの複雑さと、あまり耳を傾けられることのない、それを取り巻く美しさを紹介することを目指している。執筆にとどまらず、クリエーティブアートに関心があり、裁縫やスケッチ、読書などをして過ごすことも多い。
(2023年10月 更新)
この執筆者によるストーリー
ニッケイ物語 12 — ニッケイとして育つ:私の中の日本
不完全さを受け入れる:日本での自己探求の旅
2023年10月24日 • 増田 ローレン 里世
2023年の春先、私は母と2人の姉と共に東京に到着しました。新型コロナウイルスの規制により、最後の訪問から3年が過ぎていたので、街を探索することが楽しみで仕方ありませんでした。 日本を訪れるチャンスがある度に私は、さまざまな建築やカリフォルニアにはないあらゆる店に感心していました。私は日本が本当に大好きでした。ストリートフードからアンティークショップを擁する路地裏、美しい景色まで、何もかもが大好きでした。しかし、今回の旅で私が気付いたのは、何かに愛着を持つということは…