ディスカバー・ニッケイ

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メリノール療養所(英語)

(英語)父は非常に気前のいい人でした。父のもうひとつの顔とでもいいましょうか。それで、メリノール結核療養所設立のため、何千ドルものお金を寄付しました。モンロビアというところで、田代先生もそこで療養し、治って帰ってたんですよ。あの当時、日系人にも沢山結核患者がいたんです。 子供の頃、私達姉妹も何度か行ったことがあります。私はぜんぜん覚えていないんですけど、姉いわく、そこのクッキーはとてもおいしかったそうです。そこには沢山の小屋があって、患者さんはそこで日光をあび、新鮮な空気を吸うように出来ているんですね。尼さんたちが食べ物を作って、トレーに入れて皆さんのところに運んでました。


療養所

日付: 2010年2月3日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: エイコ・マスヤマ、キャロル・フジタ、西村 陽子

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

マーガレット・クロイワ氏は、佐賀県出身の医師、ダイシロウ・クロイワ氏と妻のアグネス・ハルヨ・オガワ・クロイワ氏の3女として生まれました。父であるクロイワ氏は、ターナー・ストリートの南加日本人病院に勤める一世の医師で、地域の重要人物であり、タシロ医師と共にカリフォルニア州を相手取り訴訟を起こした、5人の医師の1人でした。彼が診察にあたっていた地域は、ボイルハイツとリトル東京のタウル・ビルでした。クロイワ医師は、モンロビア療養所で結核患者の治療にも当たっていました。マーガレットと4人の姉妹は、ファースト通りとフィケット通りに当時新設されたばかりの日本人病院で生まれました。(2010年4月11日)

フランセス・ミドリ・タシロ・カジ

父の裁判を知る (英語)

一世医師の娘(1928-2016年)

フランセス・ミドリ・タシロ・カジ

患者の方言を話すことで患者の緊張を解していた父 (英語)

一世医師の娘(1928-2016年)