ディスカバー・ニッケイ

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ニッケイ物語 11—いただきます3! ニッケイの食と家族、そしてコミュニティ


2022年6月8日 - 2022年10月12日

第11回ニッケイ物語「いただきます3! ニッケイの食と家族、そしてコミュニティ」では、食がどのようにニッケイコミュニティをつなぐ役割をはたしているのか、代々受け継がれてきたニッケイのレシピにはどのようなものがあるのか、好きな和食やニッケイ料理は何なのかといった、いくつかのトピックについて考えてもらいました。

ディスカバー・ニッケイでは、2022年5月から9月にかけ、ニッケイ食に関するストーリーを募集し、10月31日までお気に入り作品に投票していただきました。全15作品(日本語:1、英語:8、スペイン語:6、ポルトガル語:1)が、ブラジル、カナダ、ペルー、米国から寄せられました。うち一つは、多言語による作品でした。

編集委員の方々に、これらの投稿作品を読んでいただき、お気に入り作品を選んでもらいました。また、ニマ会コミュニティの方々にも、お気に入り作品に投票をお願いしました。下記がお気に入りに選ばれた作品です。

編集委員によるお気に入り作品

ニマ会によるお気に入り作品:  

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* このシリーズは、下記の団体の協力をもって行われています。 

     

     

 

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*ロゴデザイン:ジェイ・ホリノウチ


ニッケイ物語(シリーズ)

このシリーズのストーリー

思考の糧 ― TikTokと卵焼き

2022年6月17日 • キーラ・カラツ

私も正統派のZ世代のように、2年前にTikTokアプリをダウンロードしてからそれなりに動画を作成してきた。その大半がたわいもないどうでもいいような内容で、主に私の45人という“驚異的な”人数のフォロワ(ほとんどが学校の友人たち)に見せるために撮影したものだ。 何百万、何十億回も再生されるような動画を撮るトップユーザー(もっぱら“コンテンツクリエーター”と呼ばれている)に比べれば大したことはないが、私が投稿したTikTok動画…

ニッケイ食 ー ブラジル風の和食

2022年6月15日 • メイリ―・マユミ・オノハラ

一世の父、二世の母を持つ私は、日系ブラジル人です。ブラジルに居ながら、日本の習慣を守る家庭で育つと、自分が何者であるのか分からなくなることもありますが、両国の良さを実感することができます。多様な文化、特に食文化、は多くのメリットをもたらしてくれます。 私は、日本料理とブラジル料理の両方を知るべきだと思います。ブラジルは、とても広大な国なので、たくさんの種類の調味料、野菜、果物があります。味も豊かで、バラェティに富んでいます。 ブラジル人の食卓には、玉ねぎとにんにくで味付…

「ナントゥ」ウチナーの餅

2022年6月8日 • ロベルト・オオシロ・テルヤ

我々南米の日系人は、日本から移住してきた祖先の文化の継承にも務めてきた。私の祖父母は沖縄から移住し、一部の風習をこの国に持ち込みそれが今では定着している。時空を超えて「凍結」されたかのように厳密に維持されている昔からの風習もあり、中には本国で既に忘れられているものもある。移住者たちが描いた理想のなかで我々は育てられたと思うこともある。 我々はペルーで「チャワキとその他」という小さな事業を営んでいる。先祖を祀る(沖縄の)しきたりを継承するため、仏壇の飾り方やお供え物、伝…

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このシリーズの執筆者

チアナ・フジワラは、南カリフォルニア出身で、心理学を専攻する日系アメリカ人 5 世、メキシコ系アメリカ人 5 世、中国系アメリカ人 2 世の大学生です。第二次世界大戦中の日系アメリカ人強制収容所との深い関わりを持つ彼女は、それ以来、家族の物語やその時代全般、そしてその影響についてさらに研究することに熱心になっています。その他の趣味には、古代中国の詩や歴史に関するあらゆることが含まれます。

2023年10月更新


大分県出身。国際基督教大学を卒業後、東京の情報誌出版社に勤務。1992年単身渡米。日本語のコミュニティー誌の編集長を 11年。2003年フリーランスとなり、人物取材を中心に、日米の雑誌に執筆。共著書に「日本に生まれて」(阪急コミュニケーションズ刊)がある。ウェブサイト: https://angeleno.net 

(2020年7月 更新)


ハビエル・ガルシア・ウォング=キットは、ジャーナリスト兼大学教授で、雑誌『Otros Tiempos』のディレクターを務めている。著書として『Tentaciones narrativas』(Redactum, 2014年)と『De mis cuarenta』(ebook, 2021年)があり、ペルー日系人協会の機関誌『KAIKAN』にも寄稿している。

(2022年4月 更新)


日系ペルー人三世で、ジャーナリスト。日本のスペイン語メディアインターナショナル・プレス紙のリマ通信員でもある。

(2009年8月 更新) 


カリフォルニア州サンタクラリタで生まれ育つ。現在カリフォルニア州バレンシアのカレッジ・オブ・キャニオンズでジャーナリズムを専攻する1年生で、準学士号を取得後、4年制大学への編入を希望している。キーラは日系とドイツ系の四世で、アジア系アメリカ人の体験について読んだり書いたりすることを楽しんでいる。

(2021年1月 更新)


クリス・コマイ氏はリトルトーキョーで40年以上フリーランスライターとして活動してきた。全米日系人博物館の広報責任者を約21年務め、特別な催しや展示、一般向けプログラムの広報に携わる。それ以前には18年間、日英新聞『羅府新報』でスポーツ分野のライターと編集者、英語編集者を兼務。現在も同紙に記事を寄稿するほか、『ディスカバー・ニッケイ』でも幅広い題材の記事を執筆する。

リトルトーキョー・コミュニティ評議会の元会長、現第一副会長。リトルトーキョー防犯協会の役員にも従事。バスケットボールと野球の普及に尽力する南カリフォルニア2世アスレチック・ユニオンで40年近く役員を務め、日系バスケットボール・ヘリテージ協会の役員でもある。カリフォルニア大学リバーサイド校で英文学の文学士号を取得。

(2019年12月 更新)


ユキ・ナカンダカリはペルー人シェフで、フィラデルフィアのレストラン「Chalaco's」、ボルチモアの「Pisco」、ワシントンDCの「Ocopa」、チェーン「Lima's Chicken」などを指揮してきた。彼は現在、「セビチェ ブラザーズ」とともにアメリカ初のセビチェリア ポップアップ コンセプトを推進中です。米国初のペルー人トークショー「ロレアンド・エントレ・カウサス」の司会者。米国の影響力のあるラジオ局、雑誌、新聞に寄稿しており、プロとしてのキャリアにおいてさまざまな賞を受賞しています。彼は、ニュージャージー州の「ペルー・フュージョン」やニューヨーク州の「ペルー・トゥ・ザ・ワールド・エキスポ」などの美食見本市に参加し、「2021年アメリカのトップペルー人シェフ」のリストやSurPeruのテレビ番組「サボール&フュージョン」のリストで優秀な成績を収めました。ペルー系アメリカ人シェフ協会PACH.Aの2022年理事会のメンバー。ペルーのトップシェフの料理ディレクター。権威ある国際美食ガイド、ミシュランの 2017 年ワシントン DC 版に掲載されました。

最終更新日: 2022 年 9 月


 ブラジル、ウベルランディア連邦大学にて言語学と会計学を専攻。同大学で会計学修士課程の学生。父方の2世、母方の3世。父親は佐賀県出身、母親の家族は神戸出身。国語教師、現在は家業を営む。

(2022年5月 更新)


 ロベルト・オオシロ・テルヤは、ペルー出身の53歳、日系三世。両親セイジョウ・オオシロとシズエ・テルヤは、父方も母方も沖縄出身(豊見城と与那原)。現在は、ペルーの首都リマ市在住で、市内で衣類販売の店を経営している。妻はジェニー・ナカソネで、長女マユミ(23歳)、長男アキオ(14歳)である。祖父母から教わった習慣を受け継いでおり、特に沖縄の料理や先祖を敬う象徴である仏壇を大切にしている。子供達にもこのことを守って欲しいと願っている。

(2017年6月 更新)


デビッド・サトウは南カリフォルニアで生まれ育った三世です。父親はリトル東京の開業医でした。母親はハワイで育ち、1942 年に収容所に送られる直前に父親と結婚しました。サトウはバーバンクで心臓専門医になる機会に恵まれ、36 年間勤務しました。現在はプロビデンス ヘルス アンド サービスで多専門医療グループを運営しています。

2022年8月更新


ミャ・サンチェス・ペネドは、ジャーナリズムを専攻したペルー人のコミュニケーターです。 2022 年には、第 1 回責任あるジャーナリズム コンテストの不平等削減部門で 2 位を獲得しました。彼女は独立メディア La Antígona でジェンダー ジャーナリストとして働いてきました。現在、ペルー日本協会のプレスアシスタントを務めている。


マーシャ・タケダ・モリソンは、ロサンゼルス在住の作家兼アートディレクターで、コーヒーを大量に飲みます。彼女の執筆は、ロサンゼルス・タイムズ、ペアレンツ、ジェンラックス、ニッチ、Mom.com、その他のライフスタイル、教育、子育て関連の出版物に掲載されています。また、ポップカルチャーも取り上げており、パリス・ヒルトン、ジェシカ・アルバ、キム・カーダシアンなどのインタビューも行っています。ハリウッドで多くの時間を過ごしていますが、整形手術を受けたことも、俳優の子供を出産したことも、リアリティ番組に出演したこともありません。今のところは。

2023年5月更新


チャック・タサカ氏は、イサブロウ・タサカさんとヨリエ・タサカさんの孫です。チャックのお父さんは19人兄弟の4番目で、チャックはブリティッシュコロンビア州ミッドウェーで生まれ、高校を卒業するまでグリーンウッドで育ちました。チャックはブリティッシュコロンビア大学で学び、1968年に卒業しました。2002年に退職し、日系人の歴史に興味を持つようになりました。この写真は、グリーンウッドのバウンダリー・クリーク・タイムス紙のアンドリュー・トリップ氏が撮影しました。

(2015年10月 更新)


コーディ・ウエダは、南カリフォルニア在住の日系アメリカ人4世。南カリフォルニア大学で文学士号と法務博士を取得、ハーバード教育学大学院で教育学修士を取得し、現在は教育研究の分野やアジア系アメリカ人の非営利団体で働いている。

(2022年12月 更新)

 


若林アルトゥーロは土木技術者です。彼はリマ生まれの日系三世です。父方の祖父母は滋賀県からの移住者、母方の祖父母は山形県からの移住者です。

最終更新日: 2022 年 9 月