インタビュー
若かりし頃の視点 (英語)
(英語) 強制収容所に送られた当時、18歳か19歳くらいだった私たちは、まだとても未熟でした。政治的にとても無知で、憲法を読み、権利章典(合衆国憲法中の人権保障規定のこと)について学んではいましたが、それを応用し、自分自身の力にする、という考えにまでは至りませんでした。まだまだ未熟だったのです。私たちが強制収容の事実を見直すようになるまで、長い時間を要した原因はそこにあると思います。収容所への巡礼の旅を経て、日系人は強制収容を単なる個人的体験と捉えるのではなく、憲法に関わる問題として見直すことができたのだと思います。