インタビュー
日本の習慣(スペイン語)
(スペイン語) 私の場合、実をいうと、父母ともに日本人の夫婦の元に生まれたんです。母は若くしていなくなりましたが、祖父母はとても厳しく、家では日本語だけで話していました。そんなわけで、母は日本語を話し、父も、もちろん日本人で日本語を話します。そうして、私たちは小さい頃に、家で日本語を話し始めました。それから、私は3人兄弟の一番上なんですが、私が学校に行くようになり、だんだんと会話はスペイン語になっていきました。それでも、父は家ではいつも日本語で話していました。それから私の場合、その後、文部省の奨学金で1年半の間、日本に行く機会がありました。もちろんそこでは6ヶ月間、日本語を勉強しました。その後チリに戻り、日本の会社で働いて40年になります。 同年代で日本語を話さない友達がたくさんいるので、その面では恐らく私は例外的です。つまりなんというか、彼らは「ごはん」とか「みそしる」とかを食べる習慣はいろいろとあるんだけど、日本語は話さないんです。私の場合はちょっと違う道を歩んできたんでしょうね。
日付: 2005年10月7日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: アン・カネコ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター