ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/837/

大戦中カナダ政府によってサポートされた邦字新聞 (英語)

(英語)結局、邦字新聞は戦争中も継続されたんです。というのも、日本人市民とコミュニケーションを持つため、政府は何らかの手段を持つ必要があったからです。そしてトムは、「西海岸に住む日本人の人口は少なくても、少なくともその半数は英語が読めないのだから、(新聞は)日本語で書かなければいけないでしょう」と、カナダ騎馬警察隊に指摘したところ、彼らは、「分かった。まあ、必要であればそうするように」と言ったんです。さらにトムは、「しかし、この新聞は完全に機能していないんですよ。我々には資金がないです。予約購読者は一人もいません。新聞を買う余裕のある人は誰もいないんです。あなた方が彼らの暮らしを破壊してしまったんですよ。」と付け加えると、カナダ騎馬警察隊は、「分かった。新聞運営費はこちらで出そう。」と言いました。


カナダ 新聞 The New Canadian (新聞) 第二次世界大戦

日付: 2006年7月25・26日

場所: 米国、ワシントン州

インタビュアー: トム・イケダ

提供: Denshō: The Japanese American Legacy Project.

語り手のプロフィール

ヘンリー・シミズ氏は、1928年ブリティッシュ・コロンビア州プリンス・ルパートで生まれました。第二次大戦中シミズ氏は、ニュー・デンバーに強制収容され、終戦後、現在の居住地であるエドモントンへ移り住みました。医学部を卒業したシミズ氏は、整形外科医となり、その後、医療関係の数々の要職を務めました。また、1989年から2002年には、日系カナダ人リドレス基金の会長を務めました。画家でもあるシミズ氏は、強制収容所の体験を題材にした数多くの作品を手掛け、それらの作品は、様々な場所で展示されています。シミズ氏のコミュニティへの貢献は高い評価を受け、1999年全カナダ日系人協会より表彰を受けました。また、2004年には、アルバータ大学の卒業生に贈られる賞を受賞し、同年、カナダ勲章を受勲しました。(2006年7月6日)

Willie Ito
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ウィリー・イトウ

タンフォラン集合センター(英語)

第二次世界大戦中トパーズに強制収容された日系三世。受賞歴のあるディズニーアニメーター(1934年生)

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Willie Ito
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ウィリー・イトウ

トパーズでブローチを作る父(英語)

第二次世界大戦中トパーズに強制収容された日系三世。受賞歴のあるディズニーアニメーター(1934年生)

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Masato Ninomiya
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二宮 正人

戦時中に厳しく規制された外国語教育

サンパウロ大学法学部博士教授、弁護士、翻訳家(1948年生)

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