インタビュー
日本のファン(英語)
(英語)最初の数年間、NHKは野茂の先発試合を全て放送しました。私はいつも中継車の中だったので、球場の音だけ聞こえていました。中継車の中はほとんど別世界ですが、車の中にもファンのどよめき声は届いていました。アメリカのファンの声援も聞こえました。日本からはたくさんの観光客が訪れ、旅のハイライトのひとつに野茂の試合観戦がありました。たしか、野茂の先発試合を見るために組まれたパッケージツアーもありました。
NHKは、渋谷駅周辺に巨大スクリーンを設置しました。渋谷駅は、世界最大規模の駅の1つです。渋谷以外にも新宿やその他2、3箇所にスクリーンが置かれ、人々は足を止め、見入っていました。時差のおかげでほとんどの試合が日本時間の午前11時に始まるので、お昼休憩時間に見ることができました。主婦の多くがアメリカ野球にとても詳しくなりました。野茂さんのお陰ですね。彼女たちは熱心なファンになってくれました。
当時は、背番号16番、野茂さんの番号ですね、のTシャツの人気が高かったのです。それからスタジャンですね。彼がドジャースに在籍した最初の2、3年は、その2アイテムを着ることが一番かっこいいスタイルでした。
日付: 2013年12月20日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: マーク・ランギル
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター