インタビュー
人種ゆえにより説得力を持った証言(英語)
(英語) 軍事情報部での任務に就いていたことが、後の私の証言に説得力を持たせました。実際に本当にそうなのか、それとも単なる仮定に過ぎないのかわかりませんが、いずれにしても軍事情報部にいたことは有利に働いたと思います。
また、今でもやり取りのあるアイコ以外の二世との出会いが、我々が見つけ出した公文書を最もよい手段で公開し、私が証言台に立つことを後押ししてくれました。そして議会で根拠に基づいた証言するためには、知識と手腕が必要で、そのほとんどはアイコが伝授してくれました。彼女の支援があったからこそ、私は合衆国議会の議員の前に立ち、証言を裏付けるための文書や資料を手に、根拠ある証言をすることができたのです。
私は日系人ではなかったので、私の証言に疑いはかけられませんでした。でももし、日系人の他の誰かが同じ証言をしていたとしたら、例えばセイイチ・ワタナベが私と同じバックグラウンドを持ち、同じ状況下で同じ証言をしていたとしても、私の証言ほど説得力はなかったでしょう。私が白人だったからこそ、私の証言は受け入れられたのです。
日付: 1998年8月26日
場所: 米国、バージニア州
インタビュアー: ダーシー・イキ、ミッチェル・マキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター