見た。もちろん、わたしも見た。
出会った瞬間から胸がドキドキ。
景色のすばらしい場所に連れて行ってもらえて、夢気分。
思いがけずきれいな言葉にも出会えて、美しいメロディーにいやされた。
涙ぐんだ。
友情っていいなぁと改めて思った。いつもより人が恋しくなった。
そして、わたしもチュンサンに一目惚れ!
ビンゴ!そうそう。そうなの。
日系人の多くの人が見たという、韓国からの愛のメッセージ、「冬のソナタ」。
2005年、日本から戻った直後、幼なじみが「涙をポロポロ流して見たドラマがある」と教えてくれたが、わたしは見る気にならなかった。
日本の友人の一人がDVDを送ると言ってくれた。でも、遠慮した。
映画とかドラマは大好き。それだからと言って、泣かされるストーリーはね...
月日が大分経ったある日、友だちが電話で「そちらに行けないから、プレゼント送ったからね」と言う。
その贈り物は「冬のソナタ」のDVDだった。
年末だったので、見たのはクリスマスの三日後。ヨーイスタート!チュウンサンとユジンの愛の物語の始まり始まり!
除夜の鐘が聞こえる頃には「チュンサン、どうか生きていて」と物語の中にはまり込んで無我夢中。
二日後ハッピーエンド!
さっそく、ドラマを見た人たちに感想を聞いてみた。
「とてもよかった」、「ブラジルのドラマのいちゃつくシーンがなくよかった」、「何ともいえないかわいさ」、「さわやかさ感じた」、「きれい」、「純情あふれている」、「ピューア」、「日本のドラマよりあたたかい感じ」、「気持がすなおに出ている」、「初恋はいつまでも覚えてる」,「チュンサンってトムクルーズよりカッコいい」。もちろん、わたしも全てに同感。今まで気に入った映画やドラマは数々あるけど、「冬ソナ」のように一から十まで好きになったのは初めて。
その後、気に入ったチャプターを繰り返して見ている。「運命のいたずら」、「冬の終わり」とか。
「ヨン様卒業」はいつのことかなぁ...(卒業したくない感じ...。)
© 2011 Laura Honda-Hasegawa