インタビュー
アメリカ社会を教育するためのイノウエ上院議員の戦略(英語)
(英語)イノウエ上院議員がマツナガ氏の肩に手を回し、こう言ったことを覚えています。「もし、我々が今このことを議会に持ち出せば、ボブ(マツイ氏)はもうここへは来てくれないよ」と。続けて彼は、「そうしてほしければ、来週議会に議案を出すことはできるけど、でも言っておくけど、絶対に可決されることはないね」と言いました。「一体何人の議員が日系アメリカ人の強制収容について、本当のことを知っているだろうか?ほとんどいないだろう。今の下院議員のほとんどはとても若いから、第二次大戦中のことは知らないよ。我々が今何よりも優先すべきことは、アメリカ社会の教育だ。そして、アメリカ社会を教育するために、恐らく最も効果的なのは、大統領委員会の公開討論会を開催することだ。全米を周り、最低でも10回公聴会を開く。そうすれば、かなり世間の注目を集められるし、国民全体に知らせることができる。我々がすべきことはこれだ。」イノウエ議員は、このように言いました。
日付: 1998年7月1・2日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ミッチェル・マキ、ダーシー・イキ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター